家庭を預かる主婦は子供の世話や家事に追われて、ついつい自分の体のことを後回しにしてしまいがちです。体調が悪くてもなかなか病院に行くことができずに具合がますます悪くなってしまうケースもあります。そうした家庭を預かる主婦こそ受けたい検診があります。それががん検診です。
がんとは日本人の約3人に一人がかかると言われている病気で、遺伝や生活習慣が主な原因とされています。このがんにかかると、以前は命も危ないと考えられていたのですが、現在は医療の進歩によりがんは治る病気になっています。ただしそれには条件がありがんの早期発見が出来た場合です。早期発見ができればその分治療の選択の幅が広くなり、完治する可能性も上がっていくのです。
初期のがんはサインがないケースも多く、気づかないうちに病状が進行してしまうケースもあります。そのため例え不調がなくてもあらかじめ定期的ながん検診を受けることで病気の予防や早期発見につなげることができます。会社員や公務員などは会社が定期的に行う健康診断や人間ドックで検査することができますが、主婦にはなかなかそうした機会がありません。夫の会社の配偶者検診などの制度がある方はそうしたものを利用して、不調がなくてもがん検診を定期的に受け続けることが大事です。
家庭を守るお母さんが病気になってしまうと、家族も家庭も一気に行き詰まってしまいます。自分の健康管理をすることも主婦にとって大事な仕事なのです。