火傷は一瞬で皮膚に大きな損傷を与えます。皮膚は何層にもなっており、どこまで損傷を受けたかで火傷のひどさを測ることができます。火傷をしやすいのは、料理のときです。他にも飲み物をこぼしたときもあります。
軽いと思っても、跡がいつまでも残ることがあるため注意が必要です。ではもし火傷にあったならどのようにすれば跡を残さずにすむでしょうか。大事なことはすぐに冷やすことです。ほとんどの人は、料理を作っている最中に、工程を中断したくないため簡単に冷やして料理を続けます。
はやく料理をつくりたいという思うためです。しかしどんなに忙しい時間であっても、料理を中断してすぐに冷やすことが必要です。まず流水でよく冷やしましょう。それから氷をビニール袋に入れたものを当てて冷やします。
あるいは指などであれば氷水につけます。もう大丈夫と思っても、しばらくつけるようにしましょう。しっかり冷やすことで跡を残さずにすみます。もしもこのときにしっかり冷やさないと、一生跡が残ると言っても過言ではありません。
しっかり冷やしたあとは、クリームなどで皮膚をケアするようにしましょう。料理をするときは、エプロンや髪、袖に引火しないように気をつける必要があります。カーディガンなどの広がりやすい衣服を着ないようにしましょう。また外で熱い飲み物により火傷を負うこともあります。
そのようなときも遠慮せずに、すぐにお手洗いに行って冷やすようにしましょう。