レントゲンが代表格である画像系の健康診断ですが、人間ドックであればレントゲンよりも精密に検査することが可能です、人間ドックで用いられる検査としてCTやMRIがあります。CTは横断面、MRIは縦の面を見ることができます。これらの方法であれば、レントゲンには写らなかった病変が見つける可能性が高くになります。また臓器によって、そして検査を受ける人によって使い分ける高性能の検査になります。
臓器によって得意不得意があり、特にCTは万能な検査として用いられます。腫瘍を見つけることにも長けていますし、また大きさまで判断することができます。またMRIは縦の断面を見ることができる唯一の検査になります。脳や神経の状態を検査するのに役立ちますので、脳ドックで利用されることが多いです。
またCTは放射線、MRIは磁気を使用しますので、心臓にペースメーカー等を使っている方は検査を受けることができません。検査方法もそのような人によって使い分けることができますので、安心して人間ドックを受けるようにしましょう。健康診断では決して受けることができない検査になりますので、もしも病変があった場合健康診断では見つけることができないものを発見する可能性があります。ここが人間ドックの魅力であり、受けるメリットです。
年齢によって気になる臓器や、親族が罹患した病気で注意するべき臓器もあるでしょう。そのような臓器を集中して検査することができます。