病気の発見のために人間ドックは大変効果ありますが、大切なのは受けた後からです。たとえば何か異変が見つかった場合、何らかの対応をすることになります。また健康診断でもそうですが、異変が見つかった場合は再検査ということになるでしょう。もしかしたら病院側の間違いがあるかもしれないので、もう一度検査を受けてくださいという解釈になります。

この解釈が間違ったこと意図になり、受けた本人が大きな病気になる可能性がありますので注意してください。再検査、経過観察となった場合、自覚症状が認められないので、このままにしておいても大丈夫だろうと感じている人も実は多いです。特に再検査の場合はすぐに対応する必要がありますし、経過観察の場合は年に一回の人間ドックや健康診断というわけではなく、定期的に健診に行くべきです。また何にも異常がなかった場合であっても、自分の生活習慣を見直すきっかけでもありますので、専門家のアドバイスも貰えますのでその通りして健康維持に努めることが重要になります。

人間ドックは受けた後にどうするかを考えるようにしてください。何もなかったから安心する気持ちは大変理解できますが、ではどうすればこの何もない状態を維持できるのかを考える必要があります。タバコやお酒を控えるために努力をする、また運動不足でも忙しい合間を縫ってウォーキングを始めるといったことならできるでしょう。少しでも体に良いことをするきっかけを与えてくれるのが、人間ドックになります。

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